テキストビューア lessThanMore
開発動機
ログファイルなどでサイズが巨大なテキストファイルの場合、 Windows環境のテキストエディタではなかなか開けません。 Unix処理系では、less や more コマンドで巨大ファイルでも開けるので、 同じようことができたら良いなと思い、java + eclipse でとりあえず、 ファイルを参照していたのですが、ちょっとまとめてみようかと思って作りました。
特徴
GUIインターフェイスとバッチインターフェイス(CUIインターフェイス)を提供した、テキストビューアです。
ファイルの一部にダイナミックアクセスするため、巨大なファイルでもすばやくテキストファイルの内容を表示できます。
- テキストファイルの一部を直接アドレス指定で参照するため、ファイルサイズが巨大でも軽快に参照できます。テキスト編集機能は搭載していません。
- ファイルのアドレスを直接byte単位に指定して、そのアドレスより後方の文字列を表示できます。
- 前方検索、後方検索ができます。
- UNIX系OSに搭載されている “tail -f”のような機能を搭載しています。ファイルに追加された文字を監視し、自動にファイル最後尾を表示していくことができます。
- テキストファイルの文字コードを自動判定します。
- 文字コードを指定して表示することもできます。
- 一度に表示するファイルサイズの長さを指定できます。
- 表示する文字の、文字サイズ、フォントを指定できます。
- byte 単位で任意に指定したアドレスからテキストを表示できます。
- java6 ランタイム上で動作するアプリケーションとして作成していますので、java6 が動作する環境であれが OSを選びません。
ライセンスおよび免責事項
本ソフトは BSDライセンス(修正済みBSDライセンス)です。BSDライセンスはソフトウェアに保証がないフリーライセンスです。 詳細は、ダウンロードファイルに含まれる LICENSE.txt を参照下さい。
謝辞
lessThanMore は以下のオープンソースを利用しています。開発者および関係者各位に感謝の意を表します。
ソース公開について
ソースコードはSourceForge.JP http://sourceforge.jp/projects/less-than-more/で公開しています。
使用方法および注意事項
ダウンロード
ここから (less-than-more-1.0.1.zip 345k)
インストール方法
ダウンロードした zip ファイルを解凍し、任意のディレクトリに配置すれば終了です。
lessThanMore の「機能リクエスト」 と 「バグ」 の情報 (SourceForge.JPのチケット一覧)
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更新履歴
1.0.1 tail -f 機能を使用する場合、ファイルの末尾からファイル監視するように変更。 後方検索の場合表示する行数が少なすぎるので多くする。 このソフトについてのダイアログを、Escで閉じるようにする。 このソフトについてのダイアログにlessthanMoreサイトへのリクを追加。 Helpメニューに、使用法ページ(Web)へリンクを追加。 1.0.0 readme.txt などを整備してバージョンを安定リリース1.0.0 とする 0.11.2 ディレクトリをドラッグアンドドロップすると下段に、null と表示される不具合を修正 0.11.1 改行のないサイズの大きいファイルを開くとOutOfMemoryExceptionが発生する不具合を解消 0.11.0 文字コード自動判定機能を追加 0.10.0 tail -f 機能を追加 0.9.1 最終ページと、トップページを表示するショートカットを追加。 クリアメニューを追加。 JTextArea に表示される文字列サイズが大きい場合にパフォーマンスが劣化するのを回避。 0.9.0 タイトルバーにファイル名を表示 タイトルバーにアイコンを表示するようにした Windows用のexe を追加。(exeから、javaを起動するのみのexe) 最下段に、ショットカットコマンドのHELPを表示するよう修正 0.8.11 ショートカット機能を充実。 テキストボックス(検索、ファイル位置指定用)でEnterを押下することで処理を実行できるようになった。 「Ctrl + O」でファイルオープンダイアログが開くようになった。 「Ctrl + F」「Ctrl + B」で次ページ移動、前ページ移動できるようになった。 0.8.10 ファイルをドラッグ&ドロップして開けるように機能追加 0.8.9 GUIインターフェイスベータリリース 0.8.1 検索機能を改善するために、大幅リファクタリング 0.8.0 新規リリース