Ubuntu で sakura エディタを使うメモ
sakura エディタの『右下に文字コードとかエンコーディング表示される感じ』や
『気軽に使えるマクロ』とか、
『テキスト整形』の感じ
とかが忘れられなくて、
インストールしてみることにしました。
使用するソフトウエア
- wine
- Unicode版の sakura.exe (今回は sakura2-0-4-0.zip を解凍して使用。
http://sourceforge.net/projects/sakura-editor/files/sakura2/2.0.4.0/ ) - bregonig.dll (正規表現を使用するために必要。今回は bron205.zip を解凍して使用。
http://homepage3.nifty.com/k-takata/mysoft/bregonig.html )
環境
- Ubuntu 11.10
手順
- 『Ubuntuソフトウエアセンター』で
- wine をインストールする
-
“configure wine” を「Dash ホーム」から開いて、wineのフォント設定をする。
「デスクトップ統合」のタブの項目のプルダウンから
以下のものに日本語フォントが存在して、文字が切れたりしないものを指定。
(今回の環境では「梅ゴシック サイズ 10」でメニューに日本語が表示できるようになりました。)- アクティブタイトルのテキスト
- ヒントのテキスト
- メニューのテキスト
- メッセージボックスのテキスト
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sakura エディタの配置ディレクトリを ~/.wine を作成する。
(wine をインストールすると ~/.wine ができているはず)$ cd ~/.wine/ $ mkdir "Program Files" $ mkdir "Program Files/sakura" $ cd Program\ Files/sakura/
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ダウンロードしてきた、sakura.exe 、 bregonig.dll を、 “~/.wine/Program Files/sakura/” に配置
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sakura エディタ 起動用のシェルを作成する
#!/bin/sh MY_HOME_DIR=[★自分のホームディレクトリを指定★] echo $MY_HOME_DIR cd ${MY_HOME_DIR}/.wine/Program\ Files/sakura/ wine sakura.exe $* 1>null 2>1 &
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sakura ファイル名 でsakura エディタが起動するようにエイリアスを設定
“~/.bash_aliases” を作成し、以下を記述。(既にファイルが存在すれば、末尾に追加)alias sakura=".wine/Program\ Files/sakura/sakura.sh"
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設定の読み込みなおし
$ cd $ source .bashrc
これで、ターミナルから、”sakura” 、 “sakura ファイル名” でsakura エディタが起動するようになる
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sakura エディタをwine 用の設定にする
- 設定 > 共通設定 の「キー割り当て」の下の方にある
「ウインドウ毎にアクセラレータテーブルを作成する(Wine用)」にチェックする - 設定 > フォント設定 で、「梅ゴシック 標準 サイズ 10」を設定
- 設定 > 共通設定 の「キー割り当て」の下の方にある